シカゴ交響楽団トランペット奏者
ジョン・ハグストロム氏によるレクチャー
シカゴ交響楽団で培った音楽と金管楽器演奏について語るー
2025年3月27日[木] 19:00開始(18:30開場)
池田市民文化会館 アゼリアホール(小ホール)
トランペットの開発に携わった経験に基づく研究結果や、
故アドルフ・ハーセスをはじめ、名奏者の隣で
世界最高峰のブラスセクションを支えてきた、
その知識と考え方に迫る ―
元トランペット奏者である松尾共哲だからこそ聞ける、ハグストロム氏の豊富な知識と哲学の数々。
相手のベストを引き出す2番奏者の役割に焦点を当てたデモンストレーションも必見!音楽に向き合うすべての人に贈る特別な時間です。
予定内容
・シカゴ交響楽団のブラスセクションについて
・共に演奏したシカゴ交響楽団首席トランペット奏者について
・シカゴ交響楽団2番トランペット奏者としてのあり方
《デモンストレーションあり》
・トランペット開発秘話
・マウスピースについての考え方 他
(通訳:楠 友美)
※内容は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
聞き手
松尾 共哲(常任指揮者)
入場料(全席自由[定員:245名]・税込・当日500円増し)
一般:4,000円
大学生以下:1,500円
◆セット割 先着80名限定 合計2,000円引き
(8,000円→6,000円)
レクチャーの一般チケット+第43回定期演奏会のS席一般チケットとの同時購入
※オオサカンチケットセンターでのご購入限定となります
発売日
※お一人様2枚まで。
※先行予約会員にご入会済で、会員番号がまだ発行されていない方は会員番号の入力欄に「入会済」とご入力の上、チケットをお申し込みください。
ジョン・ハグストロム John Hagstrom(トランペット)
カンザス州ウィチタ交響楽団の首席奏者およびウィチタ州立大学の准教授を経て、1996年シカゴ交響楽団第4奏者として入団。その翌年より第2トランペット奏者を務め、CSOが誇る金管セクションのチームワークの伝統を受け継いでいる。
また、CSOが制作するポッドキャスト「Intermission at the CSO」のホストも務めている。この番組では、CSOのミュージシャンたちの声を個別に紹介したり、テーマ別のエピソードを通じてCSOの使命や聴衆への想いについて語っている。このポッドキャストは、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中にCSOの支援者や学生がオーケストラとつながり続けられるよう企画され、CSOの多くの録音のハイライトも取り上げている。
さらに、音楽教育の推進にも情熱を注いでおり、2006年にシカゴ交響楽団協会(CSOA)とヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカとの間で音楽教育支援パートナーシップ〈ドリーム・アウト・ラウド〉の発足に貢献した。この取り組みでは、小学生から高校生、教師や保護者を対象とした多様なリソースを開発し、音楽教育を支援するとともに、困難な時期に勇気を与えている。
シカゴ生まれのハグストロムは、幼い頃からCSOの演奏を聴いて育った。イーストマン音楽学校で学び、その後6年間、ワシントンD.C.にある「大統領直属」米海兵隊軍楽隊に所属し、そのうち3年間は首席トランペット奏者を務めた。